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【2025年08月24日16:58 】 |
■雨で薄茶を楽しんでみる。■
 前日は夕日がお見事だったのに、
この日は朝から冷たい大雨。

 雨なのに我が家は朝からどたばたとしていて、
おかんは茶室の掃除や道具の見立て、
 犬は雨の中、ご近所に挨拶かねて散歩にでかけ、
そんな二人に付き合わされる私(笑)

 
 この日は特別な日なのです。
 おかんのお茶の先生を我が家に呼んで、
道具の見立てをしていただくんです。

 
 
 14代目も裏千家なんですが、
どーやら我が家には他にもお茶好きがいたらしい。
 道具がいくつか転がってるんですが、
やはりその道の方でないと使えるか使えないのか
わからないので見ていただくことになりました。

 一輪挿しに始まって、
お茶って結構道具がたくさんあるんですね。

 
「いやあ、今日は楽しみにしてきました」
 といらっしゃたのは茶の道25年の先生。
 早速、茶杓から始まって鉄瓶、茶碗、道具一式みてもらいました。
 それと、肝心のお茶室も。
「結構なお庭ですなあ~」
 と、先生。
「ここでお茶をいただくなら、こうしたほうがいいでしょう。
 たぶんこういうものがどこかにあると思うんですが…」

 
 実は我が家には居間に炉もあったらしく(おとん情報による)
昔、14代目はボケちゃう前に誰か家によると
お茶をそこでたてていたらしい。
 せっかくだから冬にむけて炉を復活させることになりました。

  
 「おっ。
 これはハイキング用のお茶道具ですね」
 茶巾の袋の中に箱が入っていて、
その中には小ぶりな茶碗や道具一式が収まるようになってます。

 へえ。
 これ、茶道具だったんだあ。

 「外でもお茶を楽しんだ方もいたんですね。
 昔、戦に行く直前、馬の上でも精神を引き締めるために
 お茶を飲んだそうですよ」
 
 へえ~。


 せっかくなので、お手前を少々、教えていただきました。
 歩き方、ふくさの裁き方。
 そしてお茶のたて方、いただき方。
 いつの間にかおとんも加わって親子そろって教えていただきました。

「こういうお仕事をされているなら、お茶の席に呼ばれることもあるでしょう。
 ある程度知っておくといいと思いますよ」
 とりあえず、失礼にならない程度には飲めることは飲めるんですが、
やっぱり頭の中にいれといたほうがいいいのかもしれません。

 「でも、おいしく飲めるのが一番ですよ。
 形にとらわれないようにできるよう、何回も復習してくださいね」


 …なるほど。
 深いです。

 ひととおり習ってみると、
 戦国武将がお茶にはまった、というのもなんとなくわかるような。
 お茶は男のたしなみなんです。
 動きの形はあるけれど、とても自由な空間なんです。
 この集中力も、気持ちいい。


 って、まだちゃんとできないけどね(笑)
 お茶って面白いです。


 せっかく我が家に茶室があって、お茶をする人も
近所にいるので、」せっかくだから月1回でも
お茶会をしましょうということになりました。

 ありがとうございます。


Image597.jpg

 夜、もう一度挑戦。
 

 最低限、コレがあれば
どこでもできるわけかあ。






 
 毒見は14代目(笑)
 やっぱお茶が好きだったんでしょうね、
「うまい!」と飲んでくれました。

 
 自宅用に道具そろえてみようかなあ。
 
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【2007年10月10日10:26 】 | 未選択 | コメント(0) | トラックバック()
■夕日3層もまたよし。■

4f85e4b9.jpeg


 すすきの道を抜けると
里山のきれいな景色。



 いいねえ。




 「では、いい時間なので…」
 と、先生が急ににこにこしながら車をとばす。

 で、ついた場所はパラグライダーの飛行場。
 山の斜面を駆け下りて一気に風を捕まえます。
 意外と滑走距離は短くて25メートルくらい。
 これでも十分ってことは、そうとうすごい上昇気流なんだろうな。


 「でも、すごいのはここなんですよ!」


 と案内してくれたのは…
 
37e0dcff.jpeg



 雲と海と、
川に映る夕日!!









 おおおおおおおおおおおお。
 写真じゃ迫力が伝えられないっ伝えきれないっ!
 大パノラマの絶景なり!!!


「こういう夕日もいいでしょう?
 田んぼの時期には水田にも夕日が映るんです」


 おおお。
 夕日のミルフィーユ!


 で。
 ちょっと角度を変えると…
29a100af.jpeg


 これまた違った
夕日の楽しみ方。









 お堂の背景が、なおまた良し!!!
 

 「肩の荷が重くなりすぎた時、
 こういう場所でおろしていくんです」
 と、先生。

 なるほど。
 なんとなく、わかります。
 神社の、日常と違う空気に引き締まるも良し。
 自然の、雄大な姿を見るも良し。



 ああ。
 いいなあ。


 ここ、またきます。



 で、こんなにきれいな夕焼けだったのに、
なんと次の日大雨だったんですよ…不思議。

【2007年10月09日18:24 】 | 未選択 | コメント(0) | トラックバック()
■湯上り、古い神に会いにすすき道を行く。■
 ひとっ風呂入ってすっかり上機嫌、
気ままなガイドは続きます。
 
(いっぱいまわってるからどたばたかと思いきや、
えらくゆっくりまわってるんです、ほんとは。
 時間の長さが違うんですかね~笑)


 案内してくれた先生曰く、
このあたりには修験道で有名なんですが、
一派だけではなくてさまざまあったのだそう。
 今はひっそりと影も形もありませんが。

 
Image566.jpg                


 「あれは妊娠三ヶ月の
女性という意味なんだそうです」









 と見てみると、なるほど。
 確かに少し膨らんだおなかのように見えますな。
 一番おめでたい時期なのだそう。
「あの山と対照的に、男の山もあります。
 山同士の間に相(愛)沢川、
 その上流には愛澤という名前の神社がありますよ」

 なるほどお。
 ひっそりとした信仰ですが、そのひっそり具合が
なんだか素朴な神様っぽくて好きです。


 で、一行は神社へ。


Image570.jpg

「地元の人以外はきません。
 でも、なんかいいでしょ」







 車を降りてすぐ、沢の音が聞こえてきます。
 その山の中にぽつんとある神社。
 参道?
 ほぼ自然道ですよ。
 
 でもね、その自然っぽさがなんか気持ちいい。
 参道の古い石の間から、道端のコケから、杉林の間から、
 本当に神様がひょっこり出てきそうな場所。
 
 
 本殿の奥には不動明王の彫りものがあり、
そのすぐ後ろは沢になっています。
 その沢の音が、すごく気持ちいい。

 
77ad6918.jpeg




ああ、いいなあ。
水の音は清らかで、
日陰で少々肌寒いけれど
なんかどこかあったかい。






「おっ、これはなんだろうね」
 先生がふと見つけた石の彫り物。
 何か神様が彫られているようでしたがわかりません。
「これは面白い!」
 と先生の研究心がうずうず(笑)
 ほんと、頭が下がります。


 
Image574.jpg

 このあたりには
有名な滝もあります。
 ここは12の滝が連なった、
一番下の滝つぼに近い滝。






 

 「実は冬もいいんです。滝が凍りますからね!」


 うおおお。
 迫力っ!


 
Image579.jpgそしてこれが全景!


 少し遊歩道を上がると
見ることができます♪
 すごいーーー!








 なんか心が洗われるなあ。
 近くにこんないい場所、あるんだなあ。


 滝の一つ一つには名前があって、思わずへえ~っというものも。
 中には途中までは「蛇」だったのが「九」(多分これって竜のこと)
になってたり。天狗って言う名前もあったなあ。


 「よしっ。
 また来るからね~」
 と滝に挨拶する先生。

 …それって私のせりふですよねえ(笑)
【2007年10月09日13:26 】 | 未選択 | コメント(0) | トラックバック()
■めぐりめぐって秘湯の山へ。■
  さて、そんなこんなで濃ゆい続き。


 鉄砲隊の演武をVIP席で鑑賞した後は(ありがとうございますっ)
今年初の芋煮を食べて栄養プラスα自治会のおかーちゃんたちの愛情補給。
 何杯でも食べれますっ。
 味噌味に万歳。


 で、せっかく来たんだからご案内しましょうということになり、
もともと大学などで研究などを専門にしていらっしゃる方が
直接ガイドをしてくださいました。
(ほんと先生にはお世話になりっぱなしです…礼。)


 このあたりには戦国時代の山城の跡など多数あるのですが、
「あ、ではお勧めの場所を案内しますよ!」
 と連れてこられたのは、車一台がやっと通れる車道。
 
「仕事の後はここに寄ったりするんです。
 本当に穴場でですよ!」
 と一行は杉林の車道をすすみ、やってきましたは…


 温泉??


 「岩からお湯が染みでているんです。
 皮膚病や打ち身に効く、やさしいお湯なんですよ」
 と、味わいある宿の玄関をくぐってみる。
ce4e9447.jpeg



  おおおっ
 なんとも歴史ある宿!








「幕末のとある有名な方の家系の方から教えてもらったんです」
 …なんと。
 結構いろんな人がここをつかっているらしい。
 で、めぐりめぐって私にきたわけかあ。
 なんかご縁があるのかもしれないなあ。

 と思っていたら。

 どうやらここの関係者の方が、私の実家をご存知らしい。
「○○さんですよねえ、懐かしいです」
 と、ふらりと立ち寄っただけなのに会話が弾む弾む。
 せっかくだから一風呂…と入ってきました。

 温泉大国山形出身の私ですが、実はあつ~いお湯は苦手なんです。
 せっかく温泉に入ってもすぐお湯からあがってしまうのは
なんとも心物足りないんですが…


 …ん。
 これは…
 
 
 何時間でも入っていられる!

 
 熱すぎず、ぬるすぎず。
 ふわっとしたお湯で肌がつるつる。
 すごーーーい
 気持ちいいーーーー

 (そーいえば応対してくれた女将さん、肌がめちゃくちゃきれいだったな…)

 そりゃあ皮膚病にも効果ある温泉だもんね。
 長くつかっていられないとね。


 湯上り上機嫌で戻ってくると、
「ちょうど栗ご飯作ったんです。
 よかったらどうぞ」
 と。
 栗ご飯をいただいてしまいました…
 しかも炊きたて。
 栗は山の栗を使ってあります。
 小粒だけど味が濃くておいしい~~

 予約すると、山でとれたものでお膳なども用意してくれるらしい。
 今度は客できますっ。
 で、温泉入って、山の幸でおなかいっぱいになるのだっ。
 ありがとうございました。


 ということで。
 私も隠れ宿させていただきますっ。
【2007年10月09日11:16 】 | 未選択 | コメント(0) | トラックバック()
■鳴り響くは煙と銃声。■
  Image552.jpg



   空港での楽しみの一つ、
空弁。
 
 








 今回は崎陽軒のシュウマイ弁当、
空弁といえばコレ、焼き鯖の棒寿司。
 大好物~~♪



 ということで。
 またとある場所へ移動中。
 


Image557.jpg


 で、とある場所(笑)
 VIP席で見せてもらいました…♪








 すっごいの!
 音と煙!
 そんでもって、火薬のにおい。
 

 大阪城に穴をあけた、と伝わる砲筒は案外コンパクトだけど
反動がスゴイです。
 (っていうか、まだ使えるのはスゴイ!!)
 

 で。
 撃ち方にもいろいろあって、
腰を使って撃つやり方は面白かった!
 隊列を組んで、弾をこめる時間ロスを短縮してたり。
 鉄砲隊は数多く各地に残ってますが、
短銃から砲筒までバラエティ豊かなのはここだけだとか。


 ここと対抗するために西郷隆盛は
鍋島の鉄砲隊を西洋銃で武装化させたらしい。
 地方文化といえど、あなどるなかれ。
 バックに巨大な資産家がいて銃の種類が豊富だったのと
少数精鋭の部隊だったのだ。
(ゲリラ的な部隊もいたらしいってのは鳥肌モノ)


 アッパレ!
【2007年10月07日18:14 】 | 未選択 | コメント(0) | トラックバック()
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