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【2025年08月24日22:29 】 |
■湯上り、古い神に会いにすすき道を行く。■
 ひとっ風呂入ってすっかり上機嫌、
気ままなガイドは続きます。
 
(いっぱいまわってるからどたばたかと思いきや、
えらくゆっくりまわってるんです、ほんとは。
 時間の長さが違うんですかね~笑)


 案内してくれた先生曰く、
このあたりには修験道で有名なんですが、
一派だけではなくてさまざまあったのだそう。
 今はひっそりと影も形もありませんが。

 
Image566.jpg                


 「あれは妊娠三ヶ月の
女性という意味なんだそうです」









 と見てみると、なるほど。
 確かに少し膨らんだおなかのように見えますな。
 一番おめでたい時期なのだそう。
「あの山と対照的に、男の山もあります。
 山同士の間に相(愛)沢川、
 その上流には愛澤という名前の神社がありますよ」

 なるほどお。
 ひっそりとした信仰ですが、そのひっそり具合が
なんだか素朴な神様っぽくて好きです。


 で、一行は神社へ。


Image570.jpg

「地元の人以外はきません。
 でも、なんかいいでしょ」







 車を降りてすぐ、沢の音が聞こえてきます。
 その山の中にぽつんとある神社。
 参道?
 ほぼ自然道ですよ。
 
 でもね、その自然っぽさがなんか気持ちいい。
 参道の古い石の間から、道端のコケから、杉林の間から、
 本当に神様がひょっこり出てきそうな場所。
 
 
 本殿の奥には不動明王の彫りものがあり、
そのすぐ後ろは沢になっています。
 その沢の音が、すごく気持ちいい。

 
77ad6918.jpeg




ああ、いいなあ。
水の音は清らかで、
日陰で少々肌寒いけれど
なんかどこかあったかい。






「おっ、これはなんだろうね」
 先生がふと見つけた石の彫り物。
 何か神様が彫られているようでしたがわかりません。
「これは面白い!」
 と先生の研究心がうずうず(笑)
 ほんと、頭が下がります。


 
Image574.jpg

 このあたりには
有名な滝もあります。
 ここは12の滝が連なった、
一番下の滝つぼに近い滝。






 

 「実は冬もいいんです。滝が凍りますからね!」


 うおおお。
 迫力っ!


 
Image579.jpgそしてこれが全景!


 少し遊歩道を上がると
見ることができます♪
 すごいーーー!








 なんか心が洗われるなあ。
 近くにこんないい場所、あるんだなあ。


 滝の一つ一つには名前があって、思わずへえ~っというものも。
 中には途中までは「蛇」だったのが「九」(多分これって竜のこと)
になってたり。天狗って言う名前もあったなあ。


 「よしっ。
 また来るからね~」
 と滝に挨拶する先生。

 …それって私のせりふですよねえ(笑)
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【2007年10月09日13:26 】 | 未選択 | コメント(0) | トラックバック()
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