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【2025年08月18日05:10 】 |
■記事に載りました。「忍者失格」。■
Image703.jpg

 ええと、先日藤沢周平文学の
研究第一人者、松田静子先生と
お会いする機会がありましたが、
そのことが読売新聞の記事に
なってました。








 …むちゃ、プライベートです。
 よっく見ると一人だけ違うもの見てます(笑)


(まじめな顔して何を見てたんだ、自分…)




 当日は松田先生の研究があくまでもメイン、
私はおまけの存在だったわけですが、




(本文、氏名略)
「作品の舞台の空気のようなものがわかった。
作品を再読する際の理解が深まるだろう」と満足そうだった。




 …と、
 えらそうなコメントがちゃっかり載ってます(笑)



 でも本当に息遣いというか、その後の洗練された藤沢文学にはない
戦国時代の小説の荒々しさというか、荒れた城跡だからこそ
それがまたさらに生々しく感じられました。


 この「忍者失格」は藤沢作品の初期のころのもので、
 とある忍者が襲撃した先の館で、赤ん坊を殺せずに連れて帰ってしまいます。
 その子供も将来忍者になるわけですが…。
 というお話。
 
 藤沢作品はモデルとなった場所は地名を変えて登場するのが多いのですが、
初期作品はそのままの地名を使っています。
 でもこの作品はそれゆえに謎が多かったわけですが…。
 来年、また研究会があるので楽しみです。



 このあたりはですね、今は残ってない山岳宗教の聖地や
山の神様がふっと出てきそうな味わい深い神社、12に連なる滝、
戊辰戦争に使われたのろし台などなど、
静かだけれどもアツイものが残ってる地域であります。

 でもそれ以上に生涯学習に参加されている大先輩たちもアツイ。
 定年後、また学校に入るってすごいパワーだよなあ。
 そして好きなことをとことん研究する。
 みなさんまなざしがすごい若いんです。
 う~ん、すばらしい。



 さあ、イメージして読み返すか♪

 
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【2007年12月07日18:14 】 | 未選択 | コメント(0)
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